華響〜はなひびき〜
華響は、津軽三味線と和太鼓の女性奏者4名による邦楽ユニットです。
盲目の坊様たちが生きる糧として津軽の大地から生まれた津軽三味線の響き、人々の願い、祈りを天に伝え、太鼓の中にいる神と対峙する和太鼓の響き。それぞれの邦楽器の特性を最大に生かし、個々の音が響き合い、対話することで、魂の響きを創りあげます。
日本の伝統的な響きを大切にし、女性の持つ感性から生まれる新たな創造を表現していくことを目指しています。
プロフィール
【津軽三味線】 | |
澤田成珠(さわだ なるみ)2000年より、津軽三味線を始める。2006年に澤田流津軽三味線名取となり、澤田成珠を襲名。 津軽三味線全国大会in KOBE 一般女性の部準優勝、兵庫県知事賞受賞、その他数々の津軽三味線全国大会に出場し入賞歴多数。 海外において、民族楽器のコンサートを行い、日本の民族楽器として津軽三味線を紹介し好評を博す。 また、ユニット「夢扇」の一員として日本チャータークルーズ(株)豪華客船「ふじ丸」にて船内演奏を行う。 NHK 紅白歌合戦、NHK歌謡コンサートなどで歌手の長山洋子さんのステージの伴奏を勤める。 後進の指導にも力をそそぎ、珠の音会を主宰し、ボランティア活動を行う一方、2010年には、津軽三味線弘前全国大会団体10人以下の部に「珠の音会」として初出場し、銅賞入賞に導く。 |
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澤田成音(さわだ なりね)2003年より澤田勝成氏に師事し、津軽三味線を始める。2005年コロッケ芸能生活25周年コンサートや、スマトラ島沖地震津波チャリティコンサートに出演。 2007年澤田流津軽三味線名取となり、澤田成音を襲名。 NHK 歌謡コンサートなどで歌手の長山洋子さんのステージの伴奏を勤める。 東北新幹線青森開通に伴い、青森PR隊として津軽三味線を演奏する。津軽三味線の新しい時代の扉を開くという意味から結成された「KAI」のメンバーとしても活躍中。 「珠の音会」の講師として後進の育成にも力を注ぐ |
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【唄】 | |
山形 恵里奈 erina yamagata 徳島県出身。民謡歌手。6歳の時、祖母の影響で民謡を始める。幼少の頃より慣れ親しんだ阿波踊り民謡を始め、全国にある数々の民謡を後世に伝承するため、民謡歌手となり2008年に“こども盆踊り ベスト”キングレコードよりデビュー。「NHKそれいけ!民謡うた祭り」「NHK日本の民謡、NHK民謡をたずねて」などテレビ、ラジオに出演。他、数々の舞台にて活躍中。 |
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【和太鼓】 | |
小笠原 めぐみ megumi ogasawara |
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【箏】 | |
中山知子(なかやま ともこ) |
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【語り】 | |
稗田 遼子 ryoko hieta [WEB 『語り人稗田遼子の世』https://kataribito.com] |
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【和太鼓】 | |
小川ひろみ(おがわ ひろみ)5才の頃より麹町囃子会に属し、祭囃子を修得。大妻高校在学中、助六太鼓に入門し、川名真由美と共に母校に和太鼓グル−プ「雅彩」を結成。 その演奏が脚光をあび、学生時代よりセミプロとして活動を開始する。 短期大学を卒業と同時に太鼓集団天邪鬼の旗揚げに参加し、本格的にプロ活動をはじめる。 以後国内外での演奏活動、テレビ出演をはじめ様々なアーティストとの精力的なライブ活動も行う。 国立劇場主催「日本の太鼓〜オンナが打つ〜」 においては、日本を代表する女性和太鼓奏者として紹介されその繊細でダイナミックな演奏は、多大な絶賛を浴びた。 |
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関根弘美(せきね ひろみ)幼少の頃よりモダンバレエ・ジャズダンス・コンテンポラリーなどの舞踏を学ぶ。高校在学中よりダンスユニットを結成。 その後、舞踏家として阿修羅を立ち上げ、国内外の数々の舞台に立ちプロとなる。 2005 年、遠征先のスコットランドで太鼓集団天邪鬼に出会い、和太鼓の全身全霊でぶつかれる鼓動に感銘を受け入門する。そして2007 年、福井県オールジャパン・オタイコ・コンテスト一本打ちの部では見事敢闘賞に輝く。舞踏で培った華麗な動きは、女性らしさと力強さを兼ね備え、現在は天邪鬼の若手ホープとして活動中。 |